
木谷 倫之(Tomoyuki Kidani)
弁護士法人ガーディアン法律事務所、代表弁護士。
青山学院大学法学部卒業 北海道大学大学院法学研究科修了
2011年 都内大手法律事務所入所
2013年 都内大手法律事務所パートナー弁護士就任
2016年 ガーディアン法律事務所設立
木谷先生(代表弁護士):
以前勤めていた事務所では、収入面や待遇には満足していましたが、心のどこかで「もっと社会的な意味を持ちたい」という思いがありました。
「誰かの役に立っている」「社会に意味のある仕事をしている」という実感をより持てる環境が欲しかった。だからこそ、自分自身も含めて、弁護士が誇りを持って働ける職場を作ろうと決意したのが、この事務所の始まりです。
「ガーディアン」という名前は「守り手」という意味。
私達の仕事は相談者の方に利益をもたらす仕事ではなくマイナスを0にする、ないしはマイナスになりそうな人をそうならないようにする、そういった仕事と捉えています。
私たちは依頼者の「権利、利益の守り手になる。」という強い意思表示で、決して妥協してはいけないし、私たちの仕事で依頼者の方が不利益を受けてはならないという、戒めを込めて「ガーディアン」という事務所名をつけました。
国分寺に事務所を構えたのは、単に地縁があるからではなく戦略的理由からです。
都心は競争が激しく、広告費も高騰しています。一方で多摩地域は、夜間人口の割に弁護士数が少なく、法的ニーズが満たされていないエリアです。そうした地域に拠点を置くことで、地域社会に貢献しながら、必要とされる存在になれると考えました。
木谷先生:
ガーディアンでは、事務所のために従業員がいるのではなく、従業員の人生のために事務所があるという発想で運営しています。
仕事は人生の大部分を占めます。だからこそ、単に成果を出すだけでなく、その人の人生にとって意味のある時間を提供できる職場でありたい。
従業員が人生で達成したい事を実現するのがうちの事務所であって欲しいという思いが根底にあります。
長く働ける職場を目指すには、仕事に対する精神的な満足だけでは不十分で、経済的な安心も不可欠ですから、収入面では積極的に従業員への還元を行っています。
60歳、70歳まで働いた後の人生設計に不安を感じて欲しくない、従業員の人生に責任を持つという事で、当事務所では法律事務所としては珍しい退職金制度を導入しています。
ガーディアンの理念は「未来を守るプロフェッショナルであること」、これはトップダウンで押しつけるものではなく、各自が自分の言葉で咀嚼し、行動に落とし込むことを大切にしています。
社会に貢献しているという実感があるからこそ、仕事の時間に意味を見出せる。その積み重ねが、人生の充実にもつながると信じています。

やりたいことを追い求める姿勢も大切ですが、まずは「今いる場所を輝かせる」という視点を持っている方と一緒に働きたいと思っています。
目の前の依頼者や案件に誠実に向き合い、期待に応えることに喜びを感じられる。そういう方が、結果的に成長し、社会に価値を提供できると考えています。
入所当初は特に手厚くフォローし、5年目で一人前を目指すのが基本的な育成方針です。その後、6年目以降は、後輩を育てる側に回っていただきたいと考えています。
自分が受けた支援を、次の世代に渡していくことは、組織としての成長に欠かせません。
新しい弁護士が入ってきたとき、先輩として何よりも大事にしているのは「自分で考える力」を育てることです。書面の確認や依頼者とのやり取りについても、最初は手厚く支援しますが、最終的には本人に考えてもらうようにしています。正解を一方的に伝えるのではなく、選択肢や視点を与えることを意識しています。
江渡先生(アソシエイト弁護士):
私は、キャリアの初期に幅広い分野の案件に携われること、そして長く勤められる環境があることを重視して事務所を探して複数面接も受けていました。
その中でガーディアンは案件の幅、長く勤められる2軸を両立していました。
決め手に関しては特に印象に残っているのが木谷先生との面接で、普通であれば就活生は選ばれる立場でいろいろ聞かれると思っていたところ、事務所でどのように私が活躍できそうかという視点で丁寧に伝えてくださり、共感と安心感を持って入所を決めました。

小林先生(アソシエイト弁護士)
就活当初は、企業法務がかっこいいというイメージがあって、企業法務志向でした。でもどこか「本当にこれが自分のやりたいことなのか?」とピンと来ていない部分もありました。
そんな中、ガーディアンの面接で家事事件の実際や難しさ、やりがいについてリアルな話を聞いて、「これが本当の弁護士の仕事なんだ」と感じたんです。
そこから気持ちが大きく変わっていき、ガーディアンへの入所を決めました。
江渡先生:
入所前は事務所の雰囲気が良い=似た者同士なのか、と考えていましたが、実際は性格も仕事の仕方も皆さん多様です。
でも、目指す方向が一致しているからこそ、そこに一体感があり仲の良さに繋がっているとわかりました。違いを尊重し合える関係性が築かれているのが、ガーディアンの良さだと思います。
入所前から「教育に力を入れている事務所」だという印象はありましたが、実際は想像以上でした。
どんなに忙しくても先輩が手を止めて相談に乗ってくれるし、分からないことを一緒に考えてくれる。こうした日々の関わりの中で、少しずつ自信が持てるようになってきました。
小林先生:
案件報告会である「カンファレンス」もとても有意義です。
他の先生の案件の進め方や判断のポイントを聞くことができるので、自分が関わっていない案件からも多くを学べる。インプットの幅が自然と広がっていくのを感じています。

パートナーの先生方から、体調やメンタル面への配慮も頂けています。
「体調管理も実力のうち」「自分が幸せでなければ、依頼者を守れない」といった言葉を日常的にかけてもらえるので、無理をしすぎず頑張れますし、長く続けられる職場だと実感しています。
江渡先生:
私は「どんな球が来ても打ち返せる」弁護士になりたいと思っています。
法的な知識や判断力はもちろん必要ですが、それだけでなく依頼者の悩みに対して“その人にとっての解決”を提示できるようになりたい。
ガーディアンでの業務は本当に幅広く、自然とその力が鍛えられていきます。
小林先生:
私は、「自分で自分の限界を決めない」ことを大切にしています。まだ経験の浅い私ですが、与えられた仕事には全力で取り組みたいし、求められることには前向きに応えていきたい。常に学び続け、成長し続ける姿勢を忘れずにいたいですね。

弁護士法人ガーディアン法律事務所の事務所詳細:https://lawyer-recruits.kakekomu.com/law-firms/civil/76a646ea-41e6-4b0b-9539-fa3c1d2b2a62
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